この記事でわかること:現役面接官が教える「大切にしたい看護」の見つけ方

やりたいことがわからないままでも、大丈夫です。

やりたいことに悩む看護師さん

面接で「どんな看護がしたいですか」と聞かれても、答えられない…

やりたいことがないのに、転職していいのかな

私は看護師として働きながら、採用担当として面接をしています。面接では、応募者の方に「大切にしたい看護」を聞いています。

この記事では、面接官から見た「したい看護」の本音、私自身の「大切にしたい看護」が見つかったきっかけ、そしてChatGPTを使った見つけ方をお伝えします。

この記事を読むとわかること

  • ✅ 面接官が「したい看護」をどう聞いているか
  • ✅ 答えがふわっとしていても、不採用にならない理由
  • ✅ 面接官の私の「大切にしたい看護」が見つかったきっかけ
  • ✅ コピーして使える、ChatGPTの質問文

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結論|やりたいことは、働きながら見つかるもの

最初に結論をお伝えします。

結論

やりたいことは、最初からわかっていなくて大丈夫です。看護師として患者さんと関わり続ける中で、見つかっていくものです。

Nana(面接官)

こだわりがなければ、なんとなく働いている人も多いと思います。

でも、看護師歴が長くなってくると、自然と自分の強みや弱みがわかってきます。自分の大切にしたい看護も、見つかってくると思います。

だから、「今やりたいことがわからない」と焦らなくて大丈夫です。

Nana(面接官)

患者さんとの関わりの中で、自分がやりがいを感じる瞬間を感じとる“アンテナ”を立てておくことが大切だと思います。

面接官の本音|「したい看護」はこう聞いています

面接では、こんなふうに聞いています

よくある聞き方

「あなたの大切にしたい看護は、どんな看護ですか?」

「あなたの看護観を教えてください」

「看護観」と言われると身構えてしまいます。でも、聞いているのは「あなたが大切にしたい看護」のことです。

ふわっとした答えでも、不採用にはしません

たとえば「患者さんに寄り添う看護がしたいです」という答え。これだけで不採用にすることはありません。

Nana(面接官)

答えがふわっとしていたら、追加で質問していきます。

たとえば「今まで、寄り添った看護ができたなと思うエピソードを教えてください」のように、具体的なエピソードを聞いていきます。

つまり大切なのは、言葉のきれいさより、それを裏づけるエピソードです。

「やりたいことはまだわからない」と言ってもいい

Nana(面接官)

「やりたいことはまだわからない。でも、今の職場は合わない」と、正直に言ってよいと思います。

自分に合う職場は働いてみないとわからないですし、やりたいことも、やってみて初めて気づくことが多いと思うからです。

そのまま使える言い方

「正直に言うと、やりたい看護はまだはっきりしていません。ただ、患者さんと関わる中で〇〇にやりがいを感じたことがあり、それを大切にできる職場で働きたいと考えました。」

ポイントは、「わからない」で終わらせないことです。やりがいを感じた経験を1つ添えましょう。

面接官の私の「大切にしたい看護」が見つかったきっかけ

ここで、私自身の話をさせてください。私の大切にしたい看護は、こちらです。

私の大切にしたい看護

「患者さんの心に寄り添い、安心を届ける看護」

患者さんの小さな変化や言葉にならない不安に気づき、気持ちを置き去りにせず、一人ひとりに合わせて関わる。つらい治療や病気の中にあっても、「一人じゃない」「少し安心できた」と感じられるように支える。

患者さんからの言葉に、やりがいを感じた

Nana(面接官)

以前働いていた職場で、患者さんから「あなたが担当で良かった」と言われたことがあります。

「あなたに話を聞いてもらえて安心した」と言ってもらえたときも、とてもやりがいを感じました。

自分が患者になって、わかったこと

Nana(面接官)

私は、自分が入院して患者になったことがあります。

夜中に苦しかったとき、そっと背中をさすってくれた看護師さんがいました。

Nana(面接官)

人は病気になると、心細くなります。そのときに、黙って背中をさすってくれるだけで、こんなにあたたかいんだ、こんなに救われるんだと思いました。

この経験が、「こんな看護がしたい」と思ったきっかけです。

私の大切にしたい看護は、患者さんとの関わりや、自分の体験の中から見つかったものです。

やりたいことを見つける2ステップ

ステップ1|【コピーOK】ChatGPTプロンプトで深掘りする

一人で考えると、手が止まってしまうこともあります。そんなときは、ChatGPTに「聞き役」になってもらう方法がおすすめです。私もChatGPTを使うことがあります。

下のボタンでプロンプト(ChatGPTへのお願いの文)をコピーして、ChatGPTに貼りつけてみてください。長い文ですが、ボタンを押せば全文をまるごとコピーできます。

あなたの「大切にしたい看護」を見つける対話プロンプト

ボタンを押すと全文がコピーされます。ChatGPTの入力欄に貼りつけて、送信してください。

ChatGPTが1問ずつ質問してくれます。うまく答えようとせず、思い出したことを自分の言葉で答えていきましょう。

※ChatGPTを使わない方は、プロンプトの「3.深掘りしてほしいテーマ」を見ながら、ノートに答えを書き出すだけでも大丈夫です。

ステップ2|一言にまとめて、エピソードを1つ添える

対話が終わると、ChatGPTが「大切にしたい看護」の一言と、それが伝わるエピソードをまとめてくれます。

しっくりこないところは「少し違う」と伝えて直してもらい、自分の言葉で、一言とエピソードを1つ決めましょう。

例(私の場合)

大切にしたい看護:患者さんの心に寄り添い、安心を届ける看護

エピソード:患者さんから「あなたに話を聞いてもらえて安心した」と言ってもらえたこと

用意できたら、面接の練習もしてみましょう。面接では、エピソードを追加で聞かれます。「〇〇」の部分を自分の言葉に書きかえて使ってください。

面接の練習用プロンプト

ボタンを押すと全文がコピーされます。ChatGPTの入力欄に貼りつけて、送信してください。

ChatGPTを使うときの注意

Nana(面接官)

正直に言うと、応募者の答えがChatGPTで作ったものかどうかは、私にはわかりません。

でも面接では、答えを聞いたあとに、具体的なエピソードを追加で聞いていきます。

ChatGPTが作ったきれいな言葉だけを覚えていくと、エピソードを聞かれたときに、答えに詰まってしまうかもしれません。

ここだけは気をつけて

  • 患者さんの名前や病院名など、個人が特定できることは入力しない(看護師には守秘義務があります)
  • 出てきた答えを、そのまま使わない。自分の言葉に直す
  • エピソードは、自分の本当の体験を使う

やりたいことがわからなくても、職場は選べる

Nana(面接官)

一番大事なのは、看護師として、患者さんと関わり続けることだと思います。

だからこそ、まずは「ここなら続けられそう」と思える職場を選ぶことが大切です。自分の傾向を知りたい方は、16タイプ診断を使う方法もあります。

「まずは自分のペースで求人を見ながら考えたい」という方は、ジョブメドレーで求人を眺めてみるのもおすすめです。担当者からの電話や催促はありません。メールやLINEを中心に、自分で求人を探せます。

✅ 自分のペースで探せる看護師求人サイト「ジョブメドレー」
登録も利用もすべて無料。エージェントがつくタイプではないので、しつこい電話や催促はありません。気になる求人を自分で検索して、納得できたものだけに応募できます。

※公式サイトへ移動します

まとめ|大切にしたい看護は、関わりの中で見つかる

  • やりたいことは、最初からわかっていなくて大丈夫
  • 面接官は、ふわっとした答えでも不採用にはしない。エピソードを追加で聞く
  • 「やりたいことはまだわからない」と正直に言ってもいい
  • ChatGPTプロンプトで、やりがいを感じた経験を深掘りする
  • 一言にまとめて、エピソードを1つ添える
Nana(面接官)

あなたの大切にしたい看護は、患者さんとの関わりの中で、きっと見つかります。

焦らず、看護師として働き続けてくださいね。

ABOUT ME
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Nana
看護師として急性期病院の病棟で10年以上勤務した後、採用担当者・現役面接官としてたくさんの看護師さんを面接してきました。 長い夜勤の疲労、緊急入院が次々と続く終わらない業務、うまくいかない人間関係、そして現場の声に耳を傾けてくれない上層部——「もう限界かも、辞めたい」と感じる日々が、私にも何度もありました。 休憩室では、いつも誰かが転職の話をしていました。先輩も、同期も、後輩も。「次どこ受けようか」「あの病院、働きやすい?給料はどう?」——それが看護師の日常でした。辞めたい気持ちは、弱さでも甘えでもない。現場で働く看護師なら誰もが一度は抱く、ごく自然な感情だと、私は思っています。 だからこそ、転職を考える看護師さんの「怖い」「迷っている」「でも一歩踏み出したい」という気持ちが、心からわかります。 現在は採用担当者として多くの看護師さんの採用に携わった経験をもとに、面接官だからこそ知っている採用のリアルをお届けしています。このブログが、あなたの転職の一歩を後押しし、より明るく幸せな未来へとつながるお手伝いができれば嬉しいです。