クリニック看護師ってどう？

クリニックの看護師ってどうだろう？

転職を考えるときに一度は考える選択肢ですよね。

私は総合病院を退職後、ワークライフバランスを見直したくクリニックへ転職しました。

現在の職場は、スタッフたちと和気あいあい楽しく仕事ができ、子供たちとの時間の確保もできライフワークバランスの充実ができるようになりました。

しかし実際にクリニックで勤務してみて初めて知ったこともたくさんありました。

この記事を読むことで、クリニック看護師がイメージでき、転職先選びに役立ちます。

クリニック看護師の業務内容

医師の診療の補助、検査や処置の準備、点滴・採血の実施、患者サポートを主に行います。私のクリニックでは、初診の診察前問診や手術に向けた情報収集、手術時には直接介助や外回り、手術器具の準備や術後の器具の洗浄や滅菌作業も行っています。

クリニック看護師に求められること

クリニックでは、採血や点滴のためのルート確保、検査の補助など、看護師が多岐にわたるスキルをつかう場面が多いです。クリニックではスタッフの人数が少なく、一人ひとりの役割が大きくなるため、幅広い業務を求められることがあります。

クリニック看護師のメリット

①夜勤がなく、規則正しい生活が可能

②休日が固定されていることも多く、ワークライフバランスが充実しやすい

③クリニックは病院に比べて規模が小さいため、比較的落ち着いた環境で働ける

④命に直結する急性期治療は少ないため、プレッシャーは総合病院と比較すると少なめ

クリニック看護師のデメリット

①スタッフの全体数が少ないため休みづらい

②忙しい時間帯や繁忙期には、一人ひとりに求められる業務量が増える場合がある

②夜勤がないため、給料が低くなる可能性がある

③看護業務以外の雑務が多い

④キャリアアップを目指す場合、病院のように専門的な知識やスキルを深める機会が限られる場合がある。

クリニック看護師に向いている人

①大きなキャリアアップを目指すよりも、安定した生活を求める人

②生活リズムを安定させたい人、ワークライフバランスの充実を求めたい人

③看護以外の雑務もこなすことが多いので、幅広い業務をこなせるマルチタスクが得意な人

 

（1）手術の有無を確認する

日帰り手術があるクリニックでは、業務の幅が広く、忙しい傾向にあります。

日帰り手術がある科

皮膚科、眼科、形成外科、美容皮膚科、産婦人科など（内視鏡も要チェック）

（2）子供の対応が得意か苦手かを自己分析する

小児科以外で子供の対応がある科

皮膚科、眼科、耳鼻科、産婦人科など

病院嫌いな子供は泣いてしまうことが多く、子供が苦手な方は内科系のほうがよいかもしれません。

（3）1日の来院患者数、検査や処置の件数を確認する

１日100人を超すようなクリニックは多忙なことが多いです。また、院長だけでなく、非常勤医師との２診体制のこともあり、時間に追われることが多いかもしれません。

検査や処置の件数を確認することもどのくらい忙しそうかの目安となります。

自分が仕事をする上で、忙しいのが好きかorゆったり仕事をしたいかなど、働き方の希望とマッチするかを事前に確認しておくほうがよいです。

（4）勤務終了時間が希望と合うか、残業の有無を確認する

クリニックは勤務終了時間が１８時～１９時台など遅い場合もあります。子供のお迎えのなど、生活スタイルに無理が生じないクリニック選びが必要です。

また、１７時台に勤務終了となっていても、残業や残り番が発生することがありますので注意が必要です。

（5）自分の経験やスキルを整理しておく（採血・ルート確保・清潔操作など）

自分の経験やスキルを整理しておきましょう。面接で聞かれた際には、素直に現在のスキルをお伝えしましょう。「採血が苦手」など隠して入職してしまうと、できるものとして仕事を振られ苦しい思いをしてしまいます。清潔操作はできなくても、面接時に「勉強しておきます」と伝えることで、”できないことを素直に認めることができ、向上心がある″と好印象へ繋げることができます。

まとめ