内定承諾から入職まで|やることリスト【看護師転職】採用担当者が解説
内定承諾をした。あとは入職を待つだけ——ではありません。内定承諾から入職日までの期間には、やるべきことが意外と多くあります。採用担当者として、この期間の準備が不足していて入職後に慌てる方を何人も見てきました。
この記事では、内定承諾から入職当日までに済ませておくべきことを、採用担当者の視点からチェックリスト形式でお伝えします。
目次
内定承諾直後にやること
① 他の選考先・内定先への辞退連絡
内定を承諾したら、最初にすべきことは他の選考中・内定をもらっている職場への辞退連絡です。採用担当者として、辞退連絡が遅れると相手の職場の採用活動に影響が出ます。決断したらできるだけ早く、必ず電話で連絡を入れましょう。
辞退の言い方例:「先日内定をいただきありがとうございました。大変悩みましたが、他の職場への入職を決意しましたので、誠に恐れ入りますがご辞退させていただきたいと思います」——シンプルに、丁寧に伝えれば十分です。
② 現職への退職申し出
内定承諾後、できるだけ早く現職の直属の上司に退職の意思を伝えましょう。就業規則で定められた申し出期限(多くの職場は1〜3ヶ月前)を確認した上で、入職日に間に合うスケジュールを組みます。
採用担当者として、入職日の調整は相談に乗れる職場がほとんどです。退職交渉が予想より長引く場合は、早めに採用担当者に相談してください。「退職交渉に時間がかかっており、入職日を〇月に変更していただけますか」という正直な連絡は歓迎されます。
③ エージェント経由の場合は担当者への報告
転職エージェントを通じて内定をもらった場合は、承諾・辞退どちらの場合も担当者に速やかに報告します。エージェントは採用担当者との連絡窓口になっているため、報告が遅れると双方に迷惑がかかります。
入職1〜2ヶ月前にやること
④ 雇用契約書・労働条件通知書の確認
入職前に必ず雇用契約書または労働条件通知書を受け取り、内容を確認してください。口頭での説明と書面の内容が異なる場合は、入職前に確認・修正を求めることができます。入職後の「言った・言わない」トラブルを防ぐために、書面の確認は必ず行いましょう。
確認すべき主な項目:給与・手当の内訳・賞与の条件・勤務時間・休日数・試用期間の条件・退職規定など。
⑤ 健康診断の受診
入職時に健康診断書の提出を求められる職場があります。採用担当者として、「提出が必要な書類リスト」を事前にお伝えしますが、健康診断は受診から結果が出るまで1〜2週間かかることがあるため、早めに手配しましょう。
現職での定期健康診断の結果を流用できる場合もあります。採用担当者に「直近の健康診断結果の流用は可能ですか?」と確認してみましょう。
⑥ 現職の引き継ぎ準備
退職が決まったら、引き継ぎの準備を計画的に進めましょう。担当患者・業務の引き継ぎ資料を作成し、後任者への説明をスケジュールに組み込みます。
採用担当者として、「前職での引き継ぎをどうしましたか?」と面接で確認することがあります。丁寧な引き継ぎをした方は「誠実な方だ」という印象が残っており、それが新しい職場での信頼につながることもあります。
入職2〜4週間前にやること
⑦ 提出書類の準備・収集
入職時に必要な書類を採用担当者から確認し、早めに準備します。一般的に必要な書類は以下の通りです。
- 看護師免許証(原本確認またはコピー)
- 雇用保険被保険者証(現職を退職後に発行される)
- 年金手帳または基礎年金番号通知書
- マイナンバーカードまたは通知カード
- 源泉徴収票(現職を退職後に発行される・年内の転職の場合)
- 健康診断書(職場から指定がある場合)
- 口座情報(給与振込先)
- 通勤経路・交通費の申請書類
採用担当者として、書類の提出が遅れると入職当日の手続きがスムーズに進まなくなります。早めに準備・提出するよう心がけてください。
⑧ 入職前オリエンテーションへの参加
職場によっては入職前にオリエンテーションや事前研修が設けられています。採用担当者として案内する内容ですが、日程・場所・持ち物を事前に確認して、余裕を持って参加してください。
⑨ 通勤経路・時間の確認
入職前に実際の通勤経路を確認しておきましょう。特に早番・夜勤がある場合は、時間帯による交通機関の本数・所要時間の違いも確認しておくと安心です。
入職直前にやること
⑩ 現職への感謝と丁寧な挨拶
最終出勤日には、お世話になった上司・同僚への感謝の挨拶を丁寧に行いましょう。看護師の世界は狭く、いつどこで再会するかわかりません。「立つ鳥跡を濁さず」の精神で、最後まで誠実に。
⑪ 新しい職場への気持ちの準備
入職前日は体調を整え、新しい職場への気持ちの準備をしましょう。前職での経験・スキルを持ちながら、「新しい職場のやり方を謙虚に学ぶ」という姿勢で臨むことが、スムーズな職場適応につながります。
まとめ|内定承諾から入職までのチェックリスト
| 時期 | やること |
|---|---|
| 内定承諾直後 | 他選考先への辞退連絡・現職への退職申し出・エージェントへの報告 |
| 入職1〜2ヶ月前 | 雇用契約書の確認・健康診断の手配・引き継ぎ準備の開始 |
| 入職2〜4週間前 | 提出書類の準備・オリエンテーション確認・通勤経路の確認 |
| 入職直前 | 現職への感謝挨拶・体調管理・気持ちの準備 |
採用担当者として、準備が整った状態で入職してきた方は、入職後のスタートもスムーズです。焦らず一つひとつ進めて、自信を持って新しい職場の扉を開いてください。